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「Office」の未来を垣間見る--マイクロソフトの新プレゼンアプリ「Sway」から

 Microsoftが同社の「Office」ファミリに新しいメンバーとなる「Sway」を追加してから約1カ月が経った。そこで本記事では、同社がこの製品を生み出した際の設計上や開発上の意思決定の経緯や理由に目を向けてみたい。SwayはMicrosoftが米国時間10月1日にプレビュー版という形態で発表した、Officeスイートの一角をなすプレゼンテーション用アプリだ。

 Microsoft最高経営責任者(CEO)Satya Nadella氏が同社における生産性の向上に対する新たな注力を示す一例としても挙げていたSwayでは、さまざまなレイアウトタイプの選択や、ページのスクロール方向(縦横)の指定、写真や説明テキストの表示が可能となっている。なお、Swayユーザーが作成する最終的なデジタル出力は「Sway」と呼ばれ、「Microsoft Azure」クラウドに格納される。また、Swayを作成するために使用した写真はMicrosoftの「OneDriveクラウドストレージアプリ内に保存される。

 Swayや「Word」「Publisher」「Office Lens」、および社内で進行中のその他のプロジェクトのプログラム管理責任者であるChris Pratley氏によると、Swayは技術的な観点から見た場合、アプリというよりもサービスなのだという。

 Pratley氏は「われわれはクラウド内で処理を行い、クラウド内にものを格納する」と述べるとともに「Swayには『OneNote』と同様にAPIが用意されている」と述べている。

 100名に満たないSwayチームの半数はOneNoteチームからの人材であり、残る半数は今はなきOffice Labsチームからの人材だ。Swayチームは2年前から開発を続け、プレビュー版をリリースできるところにまでこぎつけた。

 Pratley氏は20年にわたってOfficeチームに在籍してきた。また同氏は、Office Labsを率いていただけでなく、Microsoftのノート作成アプリであるOneNoteのチームリーダーでもあった。Office Labsでの同氏の功績は、実験というアイデアの推進だ。Office Labsでは、成果物を特定しないかたちで開始されたプロジェクトも数多くあったのだ。

 Pratley氏は、ものごとの見栄えを良くするために時間を取れない忙しい人々にアピールするものを見つけ出そうと長い間努力してきたという。同氏は、複雑さを「隠ぺいする」というアイデアはパワフルそうに見えたと述べている。これが「すべての機能を使いたいとは思っていない」人々に向けて、プレゼンテーションアプリの代替製品を作り出すというアイデアに結びついたのだった。